こんな記事がありました。
住民がいる国境近くの離島(有人国境離島)を対象に、政府が来年度から新たに実施する支援策。航路・航空路の住民運賃を、同じ距離をJRで移動した時の運賃並みに引き下げる。
本土と離島を結ぶ船舶・航空会社に補助金を支払い、航路は在来線の、航空路は新幹線の運賃並みに引き下げる。住民の運賃のほか、一定の地元産品や物資など物流コストも、引き下げの対象とする。交付金に加え、離島のガソリンスタンドに約30億円を補助し、本土よりも1リットル当たり6・9~14・6円高いガソリン価格を引き下げる。
そうすると。
厳原から博多までフェリーで141キロかな。
博多駅から長崎駅までJRで153.9キロ、乗車券2,810円、これに特急券が1,890円、計4,700円。フェリーは普通乗車券として2,810円、ジェットフォイルを特急とすれば4,700円。少し距離が短いのでこれよりも少し安いか。それとも並だから似たような金額かな。今現在のフェリー料金が厳原から博多まで2等で3,660円、往復6,230円、ジェットフォイルが6,330円、往復で9,500円ですから安くなりますね。あとは往復割引でどうなるのか。
飛行機の場合は新幹線と同額に引き下げる。となると博多駅から新八代まで新幹線さくらが151.3キロで特急券混み5,810円。あと往復でどうなるのかが問題。それと離島に住む住民とのこと。子どもが帰省する時はどうなるのか。観光客の運賃はどうなるのか。それと今現在の飛行機料金は島民割引で1万円と数百円?かな。最近飛行機乗らないので島民割引が幾らなのか分かりませんけど。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161029-00050121-yom-pol
住民の継続的な居住には、交通コスト引き下げのための特別な措置が必要と判断した。とあります。本当は交通コストよりも島で生活できる事が大事だと思うのですが、まずは仕事がないと若い人は高校卒業したらほとんど島外に出ていき帰ってきません。うちの子も帰っては来ない。帰ってきても仕事はないぞ!って感じですね。
島民が居つける環境、島内で仕事が出来る。島内で生活出来るのが肝心です。そうしなければ【住民の継続的な居住】など出来ません。運賃が安くなるのは良いことなんですが、その点視点がズレている気がする。まあ、これが第一弾として、第二弾、第三弾の【住民の継続的な居住】環境をお願いしたいと思いますね。
そうしなければそのうち島から人が居なくなる可能性もゼロじゃない。自衛隊とかは残るだろうから無人島にはならないでしょうけどね。住民が居なくなれば国境防衛も難しくなるでしょう。これだけ大きな島ですからね。沖縄地方の小さな島を守るのとは全然違う。
その意味で住民は防人の役目も果たしていると思う。住民が多くいて目を光らせていれば密入国もしづらい。逆に人が居なくなればあちこちの土地を韓国に買われてしまう。なんでも自衛隊駐屯地の近くも韓国が買っているとか。これは防衛上も大問題だと思うけどね。うちだって島に見切りをつけたら韓国人相手だって高く買ってくれれば売るよ。そうやって少しずつ島が侵食される。
島に仕事がなくなり居つけなくなればどんどん土地を売って内地に引き上げる。その土地を買うのは韓国人、そのうち日本人よりも韓国人が多くなって乗っ取られる。なんてことにならなければ良いけどね。行政と自衛隊は日本人、住んでいる住民は韓国人なんてね。ドンパチやる派手な侵略じゃなく、ソフトな侵略。100年後はどうなっているか。
それも島が活気づき人が居着けば防げる。その意味で島民は防人だ。島を守っているのは島民でもある。物理的には自衛隊でもね。