23年前の今日、13日の金曜日、丸屋のガス爆発事故

平成4年の今日、13日の金曜日に丸屋旅館のガス爆発事故がありました。奇しくも今日は同じ金曜日ですね。朝方起きて着替えをしていると家に車でも突っ込んできたようなもの凄い音と衝撃が走りました。何事かと2階から外を見ても何もありません。おかしいなと思って外に出てみると南の方角からもの凄いどす黒い煙です。まだサイレンは鳴っていない。慌てて消防服を着て走って行きました。着替える途中でサイレンですね。

行ってみると頭からガラス片を浴びてまさに血だらけの丸屋さんが飛び出してきた。私も消火ホースを持って消火に当たりました。そのときに私の後ろに付いてホースを持ってくれたOBの人が、ホースが捻れているとホースを離してしまいました。当然ホースを持つのは私一人、そこにいきなり10キロを越す水圧がかかってきました。10キロの荷物など重くも何ともありませんが、これが水圧となれば話は全然違います。一人では10キロ、15キロの水圧を押さえる事は出来ません。ホースを落とすまいと振り回され、手を地面に付いたところ、地面はガラスが散乱しています。そのガラスで切ったのでしょう、左手親指付け根がパックリと切れてしまいました。まさに肉が浮き上がって中が見えている状態です。

しかし、その筒先を放棄した消防団OBの方、たかがホースが捻れていると言うだけで持っている筒先を放してしまうものなのか、一人で筒先を持つ羽目になった者がどうなるのか分かりそうなものを。責任放棄も良いところだ。責任持てないなら火消しの手伝いなどするな。と言いたい気分でした。現役の時にどんな火消しをしていたのか疑問に思ってしまいますね。あの人がちゃんと筒先を持ってくれていれば怪我することもなく、最後まで火消しが出来たのに。燃えている旅館が同僚の旅館だけに最後まで火消しがしたかったのは今でも思いますね。ま、消防に関係なくなった者が火消しで怪我しても自己責任。適当なところで現役に替わる必要はあるでしょうけど。ただ一度手を貸したなら代わりの者が来るまで責任持てよ。と言う気もする。それがOBだろ。口ばかりだすのがOBではない。そんなOBが多いような気がする。現役の時にどんな優れた消防団員でもOBになれば一般人、現役を立てる道を知れ。威張り散らすのがOBではない。今はどうか知りませんが、今バリバリのOBにはそんな人はいないでしょうけど。私が現役の時のOBにはそんな人が多かったような気がする。昔の消防団って花形でしたからね。威勢の良い人が多かった。
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切れたのに気がつかずそのままホースを持ち消火に当たりましたが、誰かが血が出ていると叫び、そこでようやく自分が怪我しているのに気がつきました。全く痛くも何ともありません。逆に膝を地面について擦りむいた膝小僧の方が痛いくらいです。しばらくそのまま消火に当たりましたけど、誰かが病院に行った方が良いと言ってくれたので、消火から離脱。歩いて自宅まで行き着替えて病院に行くことに、嫁に血だらけの手を見られたく無いので手を隠して自分の車で病院へ。車の中にはあちこち血痕が残っていましたね。右手だけでマミュアル車を運転するのは意外と難しいと思ったのを覚えています。左手でハンドルを押さえ右手でギヤチェンジ。目の前にはパックリと傷が開き血が滴り落ちている。人の怪我を見るのはゾクッとしますが、意外と自分の怪我を見るのは大した事ない。

その病院には怪我した丸屋さんも居ましたね。母親の行方がわからないと心配していました。結局母親は何かを取りに火事場に戻ってしまい、焼死してしまいました。火事場に戻ってはいけませんね。死ににいくようなものです。

私は手のひらを5針ほど縫い、火事場に戻りました。その時には火は消えていましたけど血糊で抜け落ちた結婚指輪を探すためですが、見つかるはずがありませんね。今している結婚指輪は2個目です。3万ほどしたかな。痛い出費でしたね。病院の治療費は保険で無料でしたけど、指輪は自腹ですね。もうそろそろ銀婚式、未だに結婚指輪をしている奴なんて珍しいかな。
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うちの嫁さん、昨日は災難でした。スーパーのレジ袋を手に持って肩にはカバンを担いで歩いていると後ろから襲われてしまったそうです。スーパーのレズ袋をサッと取って逃げられたとか。車で運転していてその強奪シーンを見ているドライバーも工事現場で働いている人も唖然とするばかりで誰もその泥棒を追いかけてくれなかったとか。冷たいものですね。世も末です。うちの嫁さん怪我しなかっただけ良かったのかもしれません。

そう言えば私も目の前でその強奪シーンを目撃したことがあります。ま、確かに私もその泥棒を追いかけませんでした。追いかけてもそれを取り返す自信が無かったのもありますけど。その時はただその取られた人と、笑うしかなかった。その泥棒はまだうろついていましたけど。

しかし今度取られたら何とか仕返しをしたいものです。まあ無理でしょうけど。相手を捕まえようにも捕まえられない。私には絶対に捕まえることは出来ません。しかも結構でかいしね。あの泥棒を人はトンビと言うのでしょう。
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by tsushimaisland | 2015-03-13 07:52 | その他 | Comments(6)

Commented by coppoumon at 2015-03-13 22:30
やっと、丸屋の件が理解できました。その後、丸屋さんは奥里に移っておられますね。
茶屋町のその場所は、中村楼という茶屋町ならではの建物がありましたので、その建物を見ようと訪ねて更地になっていて、不思議だったのです。近年亡くなった同級生の家でもありました。
中村旅館と名を変えて営業していたはずが、代替わりがあったのでしょうね。
熊中棟梁の普請だったのではないかと、思い出しています。

しかし、怪我はお大変でしたね。手足だけは怪我したくないです。
Commented by tsushimaisland at 2015-03-14 07:20
おはようございます。

そうなんです。23年前にガス漏れが何かの火に引火して爆発炎上して消失しました。立派な旅館でした。残念な事です。

火災保険も聞くところによると1,000万しか出なかったとかで、その場所への再建は諦めて別のホテルを買ったのでしょう。

中村旅館と言うのは良くわかりません。
Commented by coppoumon at 2015-03-15 23:10
うしろ山の写真、良いですね。
ふるさとの山はありがたきかな・・とうたわれますが、
有明山より、後山や、立亀の後にある飯盛山、元の高校の裏にある袖振山の姿には郷愁を感じます。
万葉時代に、防人を袖振り山に登って見送った・・という、万葉体験、してみたかったです。
Commented by tsushimaisland at 2015-03-16 06:59
おはようございます。

そうですよね。山などの風景は昔も今もそう変わらないでしょうから。山を見れば昔がわかるとか。
Commented by nari at 2015-03-16 19:58 x
子供の頃にスーパーのトップセンター(同級生が社長の息子)がプロパンの爆発はあり、店はつぶれました。

見に行ったけど、ボンベの破片が田んぼに刺さり、周辺の住宅の被害は相当なものだと思います。
Commented by tsushimaisland at 2015-03-17 00:10
こんばんは。

プロパンガスの爆発は凄い威力ですね。ホテルからは少し離れたところにあるのですが、まさに家に車でも飛び込んで来たのかと思うほどの揺れようでした。

ボンベの破片ですか、昔のボンベは火花が中に入りボンベごと爆発があったのでしょう、でも今は中に火花が入らない構造になっていると聞いたことがあります。火事の時にプロパンボンベから火を吹いているシーンに出くわしたことがありますが、爆発はしませんでした。さすがにこの時は近づくのは怖かったですね。誰かガスが無くなるまで燃やしておけと言っていたようです。下手に消すとガスが周りに充満して爆発の危険が増しますから。