私が酒を飲まない理由

御嶽山噴火で亡くなられた人は殆ど火山弾の直撃による死亡だそうですね。私だったらその前に有毒ガス吸って死ぬかもしれないと思ってしまいました。私は喘息の持病があります。持病と言ってもここ10数年発作は起こっていないのですが、20年数年前に阿蘇山にレンタカー借りて行った時に死にかけた事があるんです。阿蘇山はその前にも何度も行っているのですが、その時に限って硫化水素か二酸化硫黄を吸い込んだのでしょう。まさに急激に喘息の発作が起きたことがあります。あそこまで急激な発作は初めてと言えるほどでしたが、その時には全くと言っていいほど息ができない状態になってしまいました。

その時に思ったのは、まだ小さい娘と嫁をこんな山の上に残して死ぬのか。と思ってしまった事ですね。嫁に申し訳ない、もうダメかなと思ったところ、ようやく吸入薬の薬が効いてきてギリギリセーフで息がつけるようになり助かったのですけど。あの時はさすがに死んだな。と思いました。

今回の噴火で喘息持ちの人は注意したほうが良いとニュースで言っていたので、ちょっと変な事を思い出してしまいました。
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喘息と言うのは息が吸えなくなるのではなく、気管が狭くなって息を吐きだせなくなる病気です。息を吐き出せなくなれば肺に空気が貯まり息が吸えなくなります。長時間発作が続くと心肺に負担がかかり死に至ることもあるそうです。

喘息ってのは人それぞれ症状はまちまちなんですが、私の場合咳は殆どでません。発作が起きていても言わなければ誰も気が付かないでしょう。ひどいときには死なない程度に息が出来る状態になりますね。子どもの頃は苦しくて暴れた事も。喘息持ちの人の特徴は肺活量が低いかな?低いと言っても本当に低いのではなく最後まで息を吐き出せないから数値として低いのかも。無理してはき出そうとすれば咳き込み肺活量の測定が出来ない。私の場合はその関係かどうか歌は歌えません。大きな声が出ない。声が長続きしない。こもった声で滑舌が悪い。そう肺活量を計る検査医から言われて納得しました。ま、歌ってもめちゃ音痴だけどね。

私が煙草や酒を飲まないのは喘息が起きたら怖いと言うのがあります。煙草は過去一度も吸ったことがありません。酒も飲むと発作を誘発しますね。これも人によっては全く影響ない人もいるようですけど。私の場合はビールコップ半分飲んだだけで発作が出ます。今はそこまでないようですけど。

それ以外にはアレルギーに起因する症状、異臭を嗅いだりとかですけど。ただ私はアレルギーの症状は殆どありません。発作が起きていない時は全くの健康体でよほどの精密検査でもしなければ何も異常は出ない。あとは季節の変わり目とか急激な運動をしたときに出ますね。だから長距離走は私には無理。消防団で操法大会とかありましたけど、その練習でホースを持ちながら走るのは負荷が強すぎて私には無理でしたね。途中で発作が出たら動けなくなる。適度にごまかしながら練習せざるを得ない状況でした。人は不真面目だと思ったかもしれない。マジにやったら体がついていきませんからね。ごまかすしかない。

何も異常がなく全くの健康体と言うのは昔の話です。今は多少血圧が高いとかコレステロール値が正常値の上限とかいろいろ出てきていますけどね。これは年相応でしょう。
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飲み会で飲まなければならない時には、飲む前に薬を飲んで対処する。薬で誤魔化しながら酒を飲む。酒を飲むには最悪の状態でしょう。飲むと言っても吸入薬ですけどね。飲み薬はまず効かないし即効性はありません。その時の薬はメジヘラーイソと言う吸入薬で副作用が非常に強く多用すると効かなくなり肺が溶け不整脈を誘発する。この薬を多用しての死亡事故は多かったようです。そんな薬を使わざる得ない時期でした。1度使い出すと習慣性があるので極力使いたくないから普段は酒を飲まない、どうしても飲まなければならない時に使う。酒を勧める人はそんなことは知らないしこちらもそんなことは言いたくない。言ったところで誰も信じてはくれないしね。

消防の連中は私が酒を飲むのは目の前に女性がいる時だけだと思っているようですけどね。そんな飲み屋に行くと分かっている時には飲みたくない薬を使う。薬を使えばある程度は飲めますね。飲み過ぎると薬が効かなくなるので限界は低いけど。だから二日酔いとか記憶が飛ぶとかは一度もない。そこまで飲めないからね。自分のペースで適度に飲む分には良いけど。飲み過ぎると表面上は楽しく飲んでいても、そのあとどうなるのか自分でもわからない怖さがある。一気飲みなんて楽しそうに飲んでいるように見えても内心ビクビクしている。これ一気飲みしたらどうなるだろうか?と思いながら飲んでいる。皆が楽しく飲んでいる時に飲まないと言うわけにもいかないし、飲み過ぎると家に帰った後苦しくて眠れません。そんな時には薬も効かない。2時間ほど治まるまでじっとしているしか手が無い。ただ酒を飲むとき、急激な運動をしたときに薬で誤魔化すのは心臓に大きな負担がかかってしまいます。下手すれば大変な事になりかねない。
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無理して飲んでいたなんて誰も知らないでしょう。唯一私の親友は知っていただろうけど本当の事までは知らない。体調の悪いときには極力薬は使いたくないから、その時はどんなに酒を勧められても飲まない。今はね飲まないと言えばそう無理に勧める人も居なくなったと思うけど、まあ、ワイワイ楽しく飲む分には薬で誤魔化しながら飲んでも飲みがいはあるのだけど。しかし昔は酷かったからね。俺の酒が飲めないのかと言う奴もいたかな。私はごうじょっぱりだからそう言われると尚の事飲まないし、そんな奴の酒は絶対に飲まない。

酒を勧める人には酒は良い飲み物でもこちらにとってはある面毒なんです。消防も年季が入ってきて上になれば誰も勧めないようになりましたけどね。消防団に入りたての頃に酒をのんで死にかけた事も数度。そのころはその吸入薬を持たなかったので酒を飲んでは具合が悪くなりすぐ帰る。発作が起きている状況で家まで帰るのはかなりしんどい。家の玄関までたどり着いてそこで倒れ込み動けなくなった事もありました。家の人に助けを呼ぼうにも息が付けなければ声が出ない。その時もこのまま死ぬかな。と思ったような気がする。自室にたどり着ければ病院から貰った吸入薬があります。ただその吸入薬はデカいコンプレッサーから管を通してガラス管に薬を入れて吸入するので持ち回れません。この吸入薬を使えばすぐに治るのですけどね。こちははさほど副作用はないようですけど。いかんせん持ち回るのは無理。こんな吸入している情景を病院で見た人は多いかも。
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その頃はまだ若かったので家にたどり着いて吸入して発作を治める、そしてまた出かけるなんて事もしていましたね。いったん治るとある程度は飲めるから。しかし発作が起きて家まで帰るのが非常に苦しい。そこで病院に無理を言って外出中に使えるその吸入薬を貰いました。病院としては出したくない薬だったようですけど。それを手に入れてからは途中で帰らずに済みましたね。途中で帰らなくなったので消防に入って元気になったと勘違いしている人がいるようですけど。消防に入った程度で治るような病気なら苦労はしない。逆に消防団辞めてから飲みごとも無くなり発作も出なくなったような気がする。

その吸入薬も今では製造中止になっているようです。こんな薬を常用していたら命が幾らあっても足らない。でも今では副作用のない良い薬が出ています。と言うことで今は何ともありません。だからこんな事も書ける。何ともないけど酒が入るとどうなるのかわからないからいまだに飲みません。ま、ほんの少し飲むのは大丈夫みたいだけど。
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by tsushimaisland | 2014-10-07 07:54 | その他 | Comments(0)